アルコール依存症は、最近では女性も多くなってきている状況にあるようです。キッチンドリンカーといって、家庭の主婦がストレスで飲酒がやめられなくなり、アルコール依存症と診断されることがあります。
アルコール依存症は、飲酒せずにはいられない状態になり、一定以上のアルコールを飲酒し続け、それを抑制することができない状態になり、絶えず体にアルコールがあるという状況になります。これを連続飲酒といいますが、こういう段階になると、自分の力で、連続飲酒を断つことが難しくなります。
<精神病性障害>
アルコール依存症の精神病性障害としては、飲酒をやめた時の離脱症状として、アルコール幻覚症、アルコール性嫉妬、などの精神病性の症状が出てくる場合があります。アルコール幻覚症は主に体に虫が這っているような幻覚症状、それと他の人には聞こえない声が聞こえる幻聴も多い症状です。アルコール性嫉妬は、浮気をしているなどの妄想的確信をもち暴力をふるってしまう場合があります。
<治療>
アルコール依存症は否認の病気とよく言われるように、本人に自覚がないことが多いようです。ですから治療に導入できる時はすでに、離脱症状なのでどうにもならない状態になって、入院した時から始まる場合が多いのではないかと思います。基本的にはシアナマイドやノックビンなどの抗酒薬を服用します。
アルコール依存症は、再発率が非常に多いのです。退院してもまた飲酒をしてしまう可能性が非常に高いです。
ですから自分だけの意思で断酒をするのは難しいので、断酒会やAAなどの自助グループに参加して、他のアルコール依存症の人と一緒に協力し合って断酒を継続していきます。
